なぜ「おいしい」だけじゃリピートされないのか?現場で見た本当の話

「うち、めちゃくちゃおいしいんです」
「でも、なんでリピートされないんだろう?」

飲食やってると、
こんな悩み、めちゃくちゃよく聞く。

答えはシンプル。
「おいしい」は最低条件。
そこに“もうひと押し”がなきゃ、
お客さんはまた来ない。


「おいしい」はスタートライン

今の時代、
おいしい店なんてゴロゴロある。

  • Googleマップで調べれば出てくる
  • SNSでバズってる店も山ほどある
  • クチコミも、食べログも、簡単に探せる

つまり、
おいしいだけじゃ記憶に残らない。

“そこそこおいしい店リスト”に埋もれるだけだ。


じゃあ、何がリピートを生むのか?

答えはたったひとつ。
「感情」が動いたかどうか。


  • 「うまっ!」って素直に声が出た
  • 「うわ、これ雑炊にしたら絶対うまいな」ってワクワクした
  • 「辛すぎるけど、なぜかまた食べたい」って笑った

こういう“感情の動き”を作った店だけが、
脳に焼きつく。
そしてまた来てもらえる。


現場でどう仕掛けるか?

  • 料理にストーリーを持たせる(例:雑炊まで設計されたスープ)
  • スタッフの一言で期待値を超える(例:「〆の雑炊まで楽しんでくださいね」)
  • 空間・体験全体で“記憶のフック”を作る

つまり、
「おいしい」+「感情を動かす体験」
このセットがリピートを生む。


まとめ

おいしいのは当たり前。
その先に**「あの店、また行きたい」って思わせる感情のスイッチ**を仕掛けること。

味だけじゃない。
言葉、空気、ストーリー——
全部を使って、お客さんの脳に残ろう。


しゃちょーのひとこと(オチ)

ちなみに地獄の担担麺、
雑炊までいった人はだいたいリピーターになります。

(脳を雑炊でハッキングする設計です)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール